分析シート

美容院(ヘアサロン)の売上アップのための集客法!

美容院を経営していくうえで、「売上アップ」というのは当然重要です。
売上アップのためには、新規・リピーターの分析から、広告宣伝、競合他社との差別化など、手をつけなければいけないことは数多く存在します。

集客には力を入れたいけど、何から手をつけていいかわからない……。
そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はお店の売上を出す方法について、その種類や特徴を解説していきます。

集客アップを目指すならまず「顧客の分析」から

美容院の集客アップを目指すうえで最初にやらなくてはならないのが「顧客の分析」です。

なぜなら、美容院のようなサービスを売る商売は、顧客分析が売上に直結するからです。顧客が何を求めどのように行動するのか、それを理解しない限り経営の成功は難しいでしょう。
ただ、注意しなければならないのが、「顧客を理解したつもり」になってしまうことです。

顧客が望むことはこれだろう、こうすれば顧客は喜ぶだろうという一方的な思い込みに基づく経営は失敗の可能性がでてきます。
美容院経営で率先したいことは常に顧客側の気持ちを考えることです。
顧客の分析こそが経営のスタートであり、正しい顧客分析が経営を成功に導きます。

美容院で想定される顧客は主に「新規」と「リピーター」のため、それぞれの顧客に合った集客方法を考え、行動するようにしましょう。

新規顧客を増やす方法

新規顧客の獲得方法は、大きく分けると2つ存在します。
1つは「SNS」を使用すること。もう1つは「広告を出す」ことです。

どちらも影響力は非常に高いものですが、ターゲット層が異なります。ここでは、新規顧客を増やす2つの方法を詳しく紹介していきます。

SNSの利用

スマホなどが普及した現在では、SNSサービスが非常に強い影響力を持っています。
このサービスを利用して狙う主なターゲットは「10代・20代」で、ネットからの口コミで新規顧客を獲得することもできます。
しかし、SNSを活用することで起こるリスクも存在します。それは、お客様が「不快」に感じてしまった場合、誰でも見える場所に「店舗にとってメリットにならない内容」を書き込まれてしまうということです。その内容が真実でも、嘘でも出回ると新規顧客を増やすことが難しくなる可能性があるので、SNSの使い方に注意しましょう。

広告

広告も大きな力を持っています。広告は、世代を問わず誰でも目にする場所に出すことができます。
その方法は、フリーペーパー、最寄りの飲食店などにチラシを置く、チラシを配る、電車やバスに広告を掲載するなど日常生活の中で宣伝することができるものから、インターネット広告の配信など、その範囲は多岐に渡ります。

紙媒体広告 フリーぺーパー  3~5万円ほど(A4サイズの1/16ページの場合)

費用は媒体によっても異なり、運営元が販売しているネット広告との併用で割安になる場合もあります。

電車の中吊り広告 例)中央線の場合

1週間930,000円

2週間1,650,000円

費用、開始までの期間は交通機関によって異なります。

掲載までは一般的に最短でも2週間~1ヶ月程度の時間がかかります。

ポスティング 1部あたり5~11円程度

3,000枚×11円=33,000円 

費用は地域・配布方法・業者によって異なります。

フリーペーパーやポスティングは、ターゲットが絞りやすく、費用を抑えた場合でもある程度の効果が見込めます。
ただ、リーチできる層が限られてしまう、情報量が制限される、などのデメリットがあるため、「地域をかなり絞って営業したい場合」かつ「予算を抑えたい場合」などにおすすめです。
一方電車の中吊り広告などは、「多くの人の目に留まる」という大きなメリットはありますが、ブランディングにも近く直接的な集客に結びつきづらい可能性もあるため、小規模の美容院には向いていないでしょう。

インターネット広告 ポータルサイト
(ホットペッパービューティー、エキテン、EPARKなど)
月額固定型:1万~数十万円

成果報酬型:料金の15%程度

料金や課金方式は媒体によって異なり、

ホットペッパーなどは地域や店舗によっても料金が異なります。

リスティング広告
(検索連動型広告)
5万円~数十万円
(クリック課金制)
SNS広告  5万円~数十万円
(クリック課金制)
開業したばかりの美容院が多く用いるネット広告に上記が挙げられます。

多くの店舗が掲載するのがポータルサイトで、美容系最大手である「ホットペッパービューティー」などは明確に料金を公表していません。
地域によっては月に50~70万円かかることもありますが、小規模な店舗の場合は7~10万円ほどで掲載していることが一般的です。
クーポンの配信で低価格競争に巻き込まれるリスクもありますが、いまだ根強い集客力を持つポータルサイトは、直近の集客をする大きな手助けになるでしょう。

一方、リスティング広告やSNS広告は表示回数やクリック数に応じた課金が発生する仕組みになっていて、自分が設定した予算範囲で広告を配信することが可能です。

ただ、予算が少なく短期間で掲載が終了してしまう、運用が難しく広告代理店に依頼しないと効果が出ない、などのケースもあるため、「自店舗のターゲット・エリアでどのくらいの予算が必要か」「自分だけで運用が可能か」などの下調べをしっかりしてから臨む必要があるでしょう。

成功すれば大きな効果も見込める広告ですが、ほとんど無料のSNSに比べてかかる費用も大きくなります。実際に出す場合はしっかりと検討してからがいいでしょう。

SNSを活用した広告方法については、下記「SNSを活用しよう」にて解説していきます。

店舗の成長を考えるなら「リピーターの分析」

売上を上げるには新規顧客だけでなくリピーターが大切です。
新規で来店してくれたお客様に満足してもらい、また来てもらう必要があります。
特にリピーター分析をするうえで重要なのが「年齢層」といわれています。特定の年齢層でリピーターが多い場合、その年齢層にあったお店の仕様やサービスを行ことで、さらに集客アップが狙えます。

また、もうひとつ大切なのは、「地域のお客さん層」です。例えば、時代の流行を発信している地域では「最先端の技術」を、子供の多い地域では「子供と一緒に来店できる美容院」などといった、地域ごとの特徴を把握して、どういったサービスが求められているかをチェックすることで、リピーターの獲得につながります。
リピーターを増やすことは、収益が安定しやすく美容院の経営が安定してくるでしょう。

リピーターを増やす方法

では、実際どういったサービスでリピーターを増やしていけばよいのでしょうか。
実際に、人気のある美容院で取り入れられている3つの方法を紹介します。

ポイントサービスの導入

何度も通うとお得になるポイントサービスは、リピーター獲得に結びつく定番の手法です。最近は、大手のポイントサービスに加入する美容院も増えていますが、気軽にポイントを溜められることで、リピーターになり得る可能性が上がります。派手さはありませんが堅実で確実なリピーターが見込めるのでおすすめの方法です。

顧客のイメージに寄り添った対応

美容院でセットしてもらったけれど仕上がりがイメージと違う、という経験は誰でも一度や二度はあるものです。一度イメージと違ってしまったらリピート客になるのは非常に難しいです。反対に、オーダーに対して誠心誠意対応してくれる美容院には、顧客は安心感を覚え「また来よう」という気持ちが強くなります。

便利な予約システムの提供

予約が簡単に取れるかどうかというのはリピーター獲得に大きく影響します。
何度電話をかけてもつながらなかったり、予約ミスが頻発したりするようでは、リピーターは定着しません。
ネットの予約システムなど便利で使いやすいサービスを利用してリピーターを逃がさないようにしましょう。

広告を活用しよう

先ほども少し触れたように、広告でのアピールは大きな影響力をあたえます。
特に、いろいろな年齢層の方をお客さんにしたいと考えている方には、おすすめの方法です。
広告といっても、様々な広告がありますので、ここでは「チラシ」「ポータルサイト」「ホームページ」を例に挙げて解説していきます。

不特定多数にリーチできる「チラシ」

ひと昔前では、チラシの影響力は非常に大きかったとされていますが、残念ながら今は昔ほど影響力がありません。しかし、チラシにひと工夫することで、新規顧客を増やす広告に変わります。

その方法は、「チラシ限定の割引券」などをつけることです。割引券を付けることで、新規顧客が来店しやすくなり、そこからリピーターにつなげることもできます。このように、チラシでも十分顧客を獲得することができるのでおすすめです。

PR効果の高い「ポータルサイト」

多くの美容院が情報を掲載する美容院ポータルサイトは広いPR効果が見込めます。
強力なライバルと並んで情報が掲載されるので競争は激しいですが「良い美容院」を探そうと積極的に情報を探す人がアクセスするので、直接的な顧客獲得に結びつきやすいというメリットがあります。
口コミが掲載されるサイトであれば普段の営業の結果としての好評化が掲載されるので特別なコストをかけずに広告効果を高められます。

詳しい情報が提供できる「ホームページ」

ホームページの最大のメリットは情報の豊富さです。
限られたスペースでしか情報を伝えられない他の広告とは異なりホームページでは制約がないので顧客が望む情報をあますところなく伝えられます。
具体的なサービス内容やお店の強み、詳しい料金内容など的確な情報提供が広告効果を高めます。

SNSを活用しよう

美容院の集客アップに欠かせないツールとなっているのがSNSです。
SNSは情報伝達速度が速く、たった一人のつぶやきが一瞬で全国に広まるのが特徴です。もちろんすべてのつぶやきが集客につながるわけではありませんが情報の信頼度は広告よりもより身近に感じられるSNSの方が高いとされています。
ここでは、SNSの中でも代表的な「Twitter」「Facebook」「インスタグラム」の特徴について解説していきます。

Twitter

Twitterは、リツイート機能があり拡散しやすいことが特徴で、10代~20代の年齢層の若い人の目にとまりやすいサービスです。
ハッシュタグで拡散希望や美容院など自分が探してほしいキーワードを入れるとより効果的です。

Facebook

Facebookは20代~30代以上の顧客を獲得するのに効果があるでしょう。
Facebookの集客は、リピーター顧客や、見込みと直接つながることができます。
顧客と直接つながることでアフターフォローができたり、リピーターの情報をチェックしたりすることで、再来店時の話題作りに役立ちます。
また、投稿をシェアして情報を拡散することもできます。

Instagram

インスタグラムはファッション性に優れて、おしゃれ好きな方が利用している傾向が多いです。写真や動画の投稿に優れているSNSのため、視覚で印象を伝えやすいことが特徴で、お店の写真や、カットした写真を投稿することで宣伝効果が見込めます。

競合他社より集客を増やす「サービス拡張」

美容院業界では激しい競争が日々繰り広げられています。ライバル店に勝つには高品質なサービスだけでは不十分です。他の店にはない独自のサービスを提供しなければ新規顧客獲得もリピーター確保もままなりません。
従来型のサービスに加え「この店でなければ」と思わせるような拡張サービスの提供こそが競争に勝つポイントです。

ここでは、サービス拡張方法として「ネイル」「リラクゼーション」「顔そり脱毛」を例に挙げて紹介していきます。

ネイル

最近では、ネイルケアを提供する美容院が増えています。
ネイルは新規の追加投資が少額でスタッフさえ確保できれば既存の設備でサービスを提供することができます。マニキュアなどの消耗品を除けば必要なのはテーブルと椅子くらいのもので追加投資ゼロでもサービスを提供できます。

カラーリングの待ち時間を利用してサービス提供できるのでお客様側も時間を節約できるというメリットがあります。

リラクゼーション

心身をリラックスさせるリラクゼーションも人気です。
美容院を一種のリフレッシュ空間と考える女性は多く、きれいになるのと合わせてリラックスしたいという需要に答えることで顧客獲得を目指します。
マッサージやリフレクソロジーなどのサービスでヘアセットだけでなく心身のトータルケアを提供するといいでしょう。

フェイス脱毛

理容室ではおなじみの「顔そり」ですが、多くの美容院では顔そりサービスの提供はされていません。これは美容師と理容師で認められるサービスに違いがあるからです。
しかし、最近では、美容院を「美容全般のケア」と考えられている傾向が高く、例えば、ウェディングなど晴れ舞台に備えて化粧のりを良くするために、顔の産毛を処理したいという方も増えています。
このように、顔そりを希望する女性は増えており、美容脱毛器具を利用した「フェイス脱毛」の需要も高まっています。

まとめ

今回は、美容院経営をするうえで重要となる、集客方法についてご紹介しました。
集客アップには、「新規」と「リピーター」の分析から、顧客に合わせた集客方法が大切ということが分かりました。
また、様々な広告やSNSを活用したり、美容院の本来のサービス以外の事業展開に取り組んだりすることで競合他社との差別化を可能にし、売上アップにも役立つことでしょう。
予算やターゲット、コンセプトなども踏まえた上で、自店舗に合った集客をしていきましょう。

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