ヘアサロン(美容院)の独立・開業で
失敗しないために知っておきたいこと

 美容院開業のお役立ちコンテンツ 
美容院を開業するときには、事前にさまざまなことを理解しておく必要があります。
その範囲は「お金のこと」「開業手続きのこと」「資格」や、「どこに店舗を開くのか?」「内装・設備・消耗品」など、とても幅広いです。そのため、これから美容院の開業を考えている人は、何から始めればいいのか分からないということもあるでしょう。
今回は開業までの流れと、それぞれの内容について解説していきます。

目次

美容院(ヘアサロン)開業までの流れ

まず美容院開業までの大まかな流れを知っておきましょう。
独立し、美容院(ヘアサロン)を開業するまでに必要なことは大まかに、
  • 事業計画を練る
  • 開業資金を用意する
  • 保健所や税務署など、必要な届出をする
  • 店舗の規模・状況によって必要な資格を取得する
  • 物件や設備を用意する
  • 消耗品(シャンプーなど)を用意する
上記が挙げられます。
それぞれどんなことに注意すればいいか、見ていきましょう。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「事業計画」

美容院を開業するには、まず「事業計画書」を作成することから始めます。
事業計画書とはお金の流れを明確化し、経営計画を客観視することを目的としたもので、これを作成するメリットは大きく分けて2つあります。
  • 銀行からの融資を受けやすくなる
  • 融資額に影響する
美容院開業にあたり「融資を受ける」ということは非常に大切です。
しっかりとした事業計画書を作成しましょう。

事業計画書には、創業の動機、取扱商品やサービス、取引先、取引関係、従業員、借入れの状況など細かく記入しなければなりません。
資金融資の面で特に重要視される項目は、経営者の略歴、必要な資金と調達方法、事業の見通しです。資金融資の相手にも内容が伝わるようにしっかりと時間をかけて作成しましょう。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「お金」

開業にあたり必要な資金は、ひとり経営の美容院でも最低600万円程度、従業員を複数名雇う規模だと最低1000万円程度は必要だと言われています。
それを自己資金だけで賄うことが難しい場合は、助成金と補助金の制度を利用する方法があります。
また、資金融資という方法もあるので具体的にご紹介します。

融資を受ける

基本的に開業資金は自己資金を30%以上に設定し、この30%以上の自己資金を持っているかどうかが資金融資の審査で重要視されます。
開業資金の融資を受ける機関は、日本政策金融公庫、自治体の制度融資、銀行、各種リースファイナンスなどがあります。開業の実績がない方は保証人が必要になるのが特徴です。
経歴によって受けられる資金融資の審査は大きく変わるので、自分に合った金融機関を選ぶ必要があります。

助成金や補助金を利用する

初めて開業する場合は、過去の事業経歴がないため信用を得ることが難しく、資金融資が受けられない場合もあります。
そのときは助成金を利用するといいでしょう。開業する際に利用できる助成金は以下になります。
  • 創業、事業承継補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • キャリアアップ助成金
  • 地域中小企業応援ファンド
このような助成金や補助金の制度を利用することはできますが、さまざまな審査があります。この審査は競争率が非常に高いため、助成金や補助金だけで開業しようとすると難しいかもしれません。
助成金や補助金を利用する場合にも、自己資金が全くないと審査に通りにくいため、ある程度の自己資金を用意しておきましょう。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「手続き・届出」

資金融資の審査を通過したとしても、それだけで美容院開業ができるわけではありません。美容院(ヘアサロン)の開業には、国や自治体にさまざまな届出が必要だからです。
美容院(ヘアサロン)の開業は、届出を行う際に「個人」にするか「法人」にするかを選びます。一般的には事業が軌道に乗り、店舗展開を見通せる段階になった時点で法人化する場合が多いです。
個人と法人で異なる部分は、税金と保険です。社会保険の適用などをお考えの方は法人をおすすめします。
また、美容院(ヘアサロン)を開業する上で、たくさんの届出をしなくてはなりません。すべての書類をそろえるには時間や手間も必要なため、余裕をもって行動しましょう。
開業に際しては、
  • 保健所
  • 税務署
  • 労働保険監督署
  • ハローワーク
  • 年金事務所
などにそれぞれ届出が必要で、提出しなければいけない書類は「個人での開業」か「法人での開業」かによっても異なります。
手続きの内容によっては手数料が発生するものも多いため、事前にしっかりと確認してから準備を進めていくことが大切です。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「資格」

美容院(ヘアサロン)を開業すること自体に必要な資格はありません。例えば美容院を開業する経営者は、美容師として働くとは限らず、オーナーとして経営に携わることもあるからです。
ただ、美容師として働く場合には、もちろん美容師免許を所持していなければなりません。
そのほかにも、一人で働くのではなく、複数の美容師を雇う場合には管理美容師という資格が必要になります。
管理美容師の免許を取得するためには、3年以上の業務経験がある美容師の方に管理美容師の講習を受けてもらう必要があり、講習を受けることで、管理美容師の免許は取得することができます。
しかし、管理美容師は各店舗に一人と決まっており、経営者が管理美容師免許を持っていても複数の店舗の経営はできません。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「物件や設備」

美容院を開業するにあたり、必ず必要になるのが物件選びと設備投資です。物件には一から内装や設備を導入する新規物件と、居抜き物件があります。
ただ、新規物件と、居抜き物件はどちらも、どこに店舗を構えるかが重要になるので、事前に知っておきたいポイントは数多くあります。

出店エリアを決める際には、その土地の交通量や世帯数・人口などはもちろん、周辺環境については詳しくリサーチが必要です。
そのときの状況だけでなく、今後開発予定の施設などがないかも確認しておきましょう。

美容院(ヘアサロン)開業に必要な「消耗品調達・仕入れ」

美容院の開業にあたり消耗品を仕入れる必要があります。主にタオルやシャンプー、リンスのほか、パーマに使用するパーマ液やペーパーなどが挙げられます。
仕入先はメーカーやディーラーとなりますが、大量にそろえようとするとかなり大きな買い物になることもあります。出費を抑えたい場合は、一度ネットで価格帯を確認してから見積もりを依頼するようにしましょう。

まとめ

今回は、美容院を開業するときに知っておきたい流れについて解説しました。
開業するときに、まず考えなくてはならないのが、「お金」のことや「手続き」のことです。
その後、保健所や税務署に届出を行う必要があります。抜け漏れがないようによく確認して書類を用意しましょう。
また、美容院の店舗を置く土地の選び方や物件選びには確認しておくべきポイントがあります。迷ったときはこのポイントに立ち返って決めていきましょう。そして、設備や備品の仕入れに関しても新品で用意するのか、中古やリースを利用するのか予算に合わせて決めていきましょう。
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