
【成功サロンに学ぶ】現代のSNSでのコミュニティの作り方
ヘアサロンでの集客にSNSが一役買っていることは言うまでもなく、広告媒体に一切お金をかけずに集客に自店のホームページとSNSだけで集客を成功させているサロンもあるくらいです。
今回は、SNSの有用が必要だけど、どれを、どのように使ったらよいのか分からない、という人のための記事になっております。
目次[非表示]
- 1.今の時代に合わせた、必要なSNSとは?
- 2.成功サロンのFacebook運用方法
- 2.1.①投稿する
- 2.2.②グループに参加する
- 2.3.③友達になっているユーザーへのリアクション
- 3.最後に
今の時代に合わせた、必要なSNSとは?
ところで、一言にSNSといっても、いろいろなものがありますね。
Twitter、Instagram、LINE、Facebook、etc...
みなさんは、メインのSNSには何を使っているでしょうか?
私は今まで、ヘアサロンのフォローの中で集客にはInstagram、Twitterなど、拡散性の高いものがオススメだとお伝えしてきました。
もちろんそれは間違いではないのですが、2020年のコロナショックに伴う営業自粛・短縮営業によって、それらの「人の繋がり」の弱さが明確になりました。
(この記事では、その「人と人の繋がりの強弱の度合い」を「人の繋がり度」と表現し、その高低で繋がりの強弱を示します。)
困ったときの助けあい、自分の店を続けていけるか分からない緊急事態の際には人の繋がり度の高いのはFacebookだということが分かったのです。
何故Facebookが大事なのか、それについてはこちらの記事をお読み下さい↓
ではFacebookが、人の繋がり=自分のコミュニティ、を作るのに適しているのは何となくわかったけど、どうやればよいの?という人もいらっしゃるでしょう。
今回は、そんな人、サロン様の向けに、「実際にFacebookで大きなコミュニティ作りに成功したサロン」の実例をもとに、何をすればよいのか、なぜそれが必要なのかをお話します。
尚、「これをやれば必ずうまくいく」というものではありませんが、実際にこれで成功したサロンがいるということをご承知下さい。
成功サロンのFacebook運用方法
Facebookを活用する中で、やるべきことは大きく3つあります。
①投稿する(自店情報の発信)
②グループに参加する
③友達になっているユーザーへのリアクション
以上3点です。
すごく簡単なことです。
2020年のコロナショックの厳しい状況の中、普段とあまり変わらない売上をコンスタントに作れた成功サロンは、この単純な3つの作業をしっかりと行っていたのです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①投稿する
これはSNSなので当然のことになります。
InstagramやTwitterで今まで投稿していた情報を、Facebookメインに切り替えるだけです。
それと同じことをTwitterなどで発信しても構いませんし、Facebookの内容を引用してそのままツイートすることなども可能です。
また、逆のパターンもできます。TwitterやInstagramで発信していた内容を、Facebookに共有することも可能です。
大事なのは、Facebook上に投稿することです。順番などはどうでもよいので、とにかくFacebook上にUPしてみてください。
②グループに参加する
投稿が完了しても、見る人がいなかったら意味がありません。
次は友達作りです。
ここがFacebookをしているうえで、下手したらSNSをやっている中で一番大事になってきます。
皆さんのFacebookには、どんな友達がいますか?
小中学校が同じだった地元の友人、美容学校の同級生や先輩後輩、仕事の先輩など、身近な人がほとんどだと思います。これはもちろん当然のこと。
しかし、コミュニティ作りに成功しているサロンは、「知らない友達」も多いのです。
これはどういうことか。
知らない友達というと、違和感を覚えますが、要するに「会ったことはないけど、ネット上、Facebook上では友達」という関係です。
Facebookにはグループ機能があります。
共通の趣味、職業、住んでいる地域限定のものなど、本当に多くのグループがあります。
成功しているサロンは、ここでたくさんの「知らない友達」を作ったということです。
ここで私は考えました。
なぜ、Facebookのグループ機能は他のSNSよりも親密になれるのか。
そこには、Facebookならではの「閉鎖性」があるのではないかと思います(あくまで私の持論です)。
グループには鍵をかけることもできて、グループに参加している人としか共有しない投稿をすることもできます。
「同じ秘密を共有している感覚」といった感じ。
その閉鎖性が、グループ内の人の繋がり度を高くしてくれているのだと思います。
また、同じ「目的意識」を持っているのも繋がり度を高める要因です。
趣味のグループでのトークはもちろん、同業者のグループなどでは「お客様のあるある」などを共有することも多いそうです。
同じ話題で盛り上がれるから、仲良くなれる。
例えるならば、スポーツバーでサッカー日本代表の試合を見ているようなもの。
自分たちだけの空間で、同じ「日本代表を応援する」という目的のもと集まっている。
仲良くなれないわけがありません。
Facebookで自分の投稿を見てもらいたい、コミュニティをもっと広げたいと思っているのなら、グループに参加することは必須です。
地元の友達だけなら、ネット上でなくオフラインで会えばよい話ですからね。
③友達になっているユーザーへのリアクション
これは、友達の投稿にいいねをしたり、コメントを送る、いわゆる「絡み」をするということです。
特に、会ったことのない友達(知らない友達)に対しては必要です。
友達になったものの、全く交流がなかったら、この人誰だ?ということになりかねません。
2020年のコロナショックの時のように、自店の状況が厳しく、Facebook上のコミュニティにSOSを出すときも、知らない人だから、、と言って見放されてしまいます。
グループ内の投稿でも、友達のパブリックな投稿にも、できるだけリアクションをする。
それをやったサロンは、自分の確固たるコミュニティ作りを成功させています。
最後に
「Facebookで自分のコミュニティ作りに成功しているサロン」=「何が起きても自店を守れる環境を作ったサロン」が何をやってきたのか、を紹介させて頂きました。
長々とお話してきましたが、総括してしまえば
「オンライン上で同級生くらい仲の良い友達を作れるだけ作っておけ」
ということです。
何があるか分からない世の中だから、いつ次の危機が来てもよいように備えておきましょう!