美容師の勤務時間はどれくらいに設定すればいい?

サービス業は土日祝日の出勤があるため、休みが取りづらいもの。美容院は朝から夜遅くまでの長時間営業や土日営業などから、厳しい労働環境になる傾向があります。
特に、アシスタント時代は営業後にレッスンや勉強をするなど、仕事で1日が終わることがほとんどですよね。このように厳しい労働環境のなかで、美容師が働きやすいようにするためにどうすれば良いのかお悩みの経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、労働基準法に基づき、美容師の勤務時間の決め方を紹介します。
美容院で働く美容師たちにとって働きやすい環境だと思える職場を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


目次[非表示]

  1. 1.労働基準法では週40~44時間
  2. 2.アシスタントの長時間労働や不満を解決する方法
  3. 3.シフト制で勤務時間の調整を
  4. 4.まとめ



労働基準法では週40~44時間

美容師も会社員と同様、労働基準法が適用されます。そのため1週間の労働時間は40時間から44時間以内にする必要があります。

原則として1日8時間、1週間40時間を超える労働は禁止されています。また、労働時間が6時間を超える場合は、休憩を取る必要があります。
休みに関しては、毎週1日の休日または4週間を通じて4日以上の休日を与えるなど、労働基準法には労働時間と休憩、そして休日には厳しい決まりがあります。

ただし、フレックスタイム制や変形労働時間制などもあるため、職業や企業によってルールが異なります。しかし、過度な労働時間や休日の少なさは労働基準法違反に引っかかるため注意しましょう。

美容師も労働基準法に従う必要がありますが、人材不足や残業が多く練習期間が長いこともあり、勤務時間が長くなることがあります。

それでは、どのようにすれば働きやすい環境に改善することができるのでしょうか。ここからは求職中の美容師の応募につながるポイントや離職率を減らせるポイントなどを紹介していきます。



アシスタントの長時間労働や不満を解決する方法

見習い期間のアシスタントにとって、美容院の営業終了後はレッスンの時間になる日があります。そのため、その日はアシスタントとアシスタントに付く先輩美容師の勤務時間が長くなります。

美容院にとってもアシスタントにとっても、レッスンは大切な時間です。しかし長時間労働が原因で、アシスタントと先輩美容師の不満が募る可能性も少なくありません。
このような事態を避けるためにレッスン日は曜日を固定し、美容院の営業時間を短縮するといったような工夫でできる限り全員の負担を減らしましょう。

普段の業務を改善することで労働時間の短縮につながります。お客さまの予約の管理をアシスタントが担当する美容院が多いですが、自動受付を取り入れることで受付の手間を減らすのも有効です。

少しでも1人に対しての仕事量を減らすために、機械などを取り入れていくことも工夫の1つです。

またアシスタント時代は、自由な時間がなかなか取れず、ストレスにをため込むことがあります。加えて、スタイリストよりも

給料が安定しないため、いくら美容師になって活躍する目標があっても、現状に耐え切れず辞めてしまいやすい時期でもあります。
スタイリストになれば勤務時間に余裕ができ、経済的にも安定します。現状に悩むアシスタントがいれば、現状に耳を傾けつつ、改善できるポイントを探してあげてください。

求人する際にも、アシスタント時代とデビュー後の労働時間や給与を詳しく記載することで、応募してもらいやすくなりますよ。


シフト制で勤務時間の調整を

1週間の労働時間が40時間から44時間をオーバーしないように、シフト制で調整しましょう。
最近では美容院でも、「完全週休二日制」「1日〇時間から勤務可能」など、働きやすい環境作りが目立ってきています。

土日に休みが取れる、勤務時間が長引かないだけで、働きやすさはぐんとアップします。

美容師の退職理由のひとつに、自分の時間が取れないことが挙げられます。アシスタント時代は仕方ないこともありますが、スタイリストになっても自由が効かないとなればストレスはたまる一方です。そのため、シフト制にして、希望する日に均等に休みが取れるように工夫してみましょう。


まとめ

法律に抵触するような労働時間は離職率を高めるだけです。厳しい環境のなかで、どうすれば働きやすい環境になるか常に思考し、改善していく必要があります。

まずは、美容師の声や意見を聞き、取り入れていく姿勢をみせることが大切です。
そして、求人情報に書いてある勤務形態に噓偽りがないようにし、快適に働いてもらえるようにしましょうね。

経営者としてどうしても譲れない部分もあると思います。そのような時は話し合いを重ね、スタッフに理解してもらった上で働いてもらい離職率の低下につなげていきましょう。

美容師や店舗の雰囲気は集客にも影響します。活気のないお店、美容師がしんどそうな態度であれば、快適に美容院に通えませんし、リピーターも減ってしまう可能性があります。美容師が快適に働けるお店は活気があり、笑顔も増えますので、お客さんもリラックスしてご来店してくださると思いますよ。スタッフとお客さんの両方が心地よく過ごせる環境づくりに邁進してくださいね。


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