多くの美容院が勘違いをしている経営の考え方とは

美容院を経営していく際に独立前のサロンでの方法そのまま取り入れると失敗することがあります。売上を伸ばして経営を安定させるにはスタッフの技術を高めること以外に経営者としてすべきことは想像以上に多い傾向です。ここでは、美容院経営者が誤解しがちな経営の考え方について解説します。

目次

集客数が上がれば収益が上がる

新しいお客さんがどんどん来ている場合、月の売上も上がるため、美容院の経営は順調のように感じられます。
しかし、集客があっても必ず美容院が儲かっているとは限りません。
たとえば、サロンの認知度を上げるためにお金をかけて宣伝をしていた場合、広告費が多くかかっているので、それだけ利益が減ってしまいます。

材料費やリース代、人件費などの経費についても同様です。
こだわりを持って特徴のある美容院にすることは大切ですが、長く商売として続けていくためには、「経費をかけすぎていないか」という経営的な視点も必要です。
また、「客層は新規が多いのか」「リピート客が多いのか」についても確認しておきましょう。

もしリピート客が極端に少ない場合は、お店の魅力が本当に来てほしい客層に伝わっていない可能性があります。
開業したばかりのサロンでは広告を使った集客が必要ですが、漠然とお店のようすを発信するのではなく、「ヘアカラー専門」、「エクステはお任せ」など、店の特徴になるような売りのポイントを狙って広告するとより効果的です。

技術が高ければお客さんはついてくる

いくら高い技術を持っている美容師でも、常に待ちの姿勢では美容院の経営は伸びていきません。
たとえば、オープンしたての美容院で価格も高いとなれば、興味があっても広告や口コミを探して終わってしまうことも多い傾向です。
まず、美容師としての技術と集客のための技術は分けて考えておく必要があります。

まず、特に来てほしい客層に向けてSNS、ネット広告、チラシなどで認知度を上げるようにしましょう。
いくら素晴らしい美容院でも、「なぜこのサロンを選ぶ必要があるのか」という魅力が伝わらなければ集客につながらないのです。
また、技術が高ければ一度来たお客さんがリピート客になってくれるとも限りません。

何度も来てもらえるかどうかは、来店前、来店時、来店後それぞれに満足していたかどうかが大切です。
来店後の満足度を高めるには、お得意様として特別待遇をするのが有効です。
たとえば、下記のような美容院に続けて通うメリットが提示できると効果的です。

・他のお客さんとは内容の異なるメルマガ

・優良のお客さんだけに案内するイベント

・優良のお客さんだけが買える商品

価格設定は相場に合わせておく

美容院を開業する際は、独立前に働いていたサロンを参考にすることがあります。
しかし、今まで働いていたサロンは、オープンしてからの時間やお客さん信頼関係などいろいろな条件が異なります。
仮に同じ技術やサービスを提供できたとしても、単純に同じ価格に設定するのは誤りです。

また、近隣の競合店の相場に合わせて価格設定するのも誤りです。
周囲の美容院との差がわかりにくいと、よくあるお店の1つとして注目が集まりにくくなってしまいます。
もちろん仕入れ価格や競合店の状況から自動的に決めるのも不適当です。
経営的に考えると、美容院の価格は下記の条件のバランスを踏まえて設定する必要があります。

・コスト(仕入れや人件費、広告費などの経費)

・競合(近隣の店舗の相場を参考に)

・顧客(お客さんに出してもらえる価格)

特に顧客条件として、来てほしい客層が出せる金額はどの位かを意識しておきましょう。
なお、施術をする際は、時間をかけて丁寧にやるよりも、できるだけ素早く正確に行う方が効果的です。
施術時間が早ければそれだけ美容院の回転率を上げて施術の時間単価が上げられます。
また、お客さんからみても他のサロンでは真似できないという魅力を感じてもらうことができるので、価格を高めに設定しても満足度が高くなる傾向があります。

自分の店舗ならではの特徴と現状を踏まえた経営計画を

自分のお店を選んでお客さんに来てもらうためには、しっかりとした特徴を持たせなければなりません。
たとえば、カットやカラーなど一般的なメニューのほかに、ヘアケアや脱毛など真新しいメニューを取り入れて集客や客単価アップにつなげることも可能です。

また、さらに美容院の売上を伸ばすには、美容師として技術を高めるだけでなく、経営に関する能力も求められます。美容院の経営には現状を踏まえた経営計画が必要です。

・魅力的なメニューの拡充やスタイリストのトレーニング

・新規とリピート客どちらに主軸を置いて集客するのか

・客単価を上げる方法には何が考えられるのか

たとえば、上記の内容を季節や経営の状況などその場面を踏まえつつ考えなければなりません。
このように美容院経営にはやるべきことが多く、丁寧にカウンセリングをしてお客さんの要望を叶えていると、日々の仕事に追われて十分に検討しきれないことも多い傾向です。

もしスタッフが複数名いるのであれば、自分は経営者として美容院の利益を高めるための仕事を増やしていってもよいでしょう。
一方、これからも自分が第一線の美容師として活躍していきたいのであれば、経営については経営のプロに委託することも可能です。

まとめ

いくら美容師に技術力があって集客数があっても、美容院の経営がうまくいかないことがあります。
​​​​​​​

自分の店舗ならではの特徴と現状を踏まえた経営計画を立てて、今以上に美容院の売上を伸ばしていきましょう。



サロン経営成功者のインタビュー資料をプレゼント!

サロン経営者の成功体験をインタビューし、1つの資料にまとめました。
みなさんが抱える悩みの解決へのヒントとなれば幸いです。
5分で読める凝縮された資料となりますので、是非お読み下さい。

人気記事ランキング

タグ一覧